知っているようで実は知らなかったFX


日常的にインターネットに触れている人であれば、経済ニュースやネット広告などで「FX」の名前を頻繁に目にしているでしょう。投資の一種?というところまでは知っているという方は多いでしょう。ただ実際に自分が始めてみようと思う方は少ないのかもしれません。おそらくそこには小難しいイメージやまとまった投資金はないので無理、といった事が先行してしまっているからなのでしょう。
しかし蓋を開けてみれば、FXは株よりも小額の資金で始められる上に、実はもっと簡単な取引なのです。

ではFXについて何も知らない、これから始めてみたいという方に向けて更にわかりやすく説明していきましょう。

まずFXとはForeign Exchangeの略であり、日本語で訳すと「外国為替証拠金取引」となります。名称の通り、外国為替=外貨の取引をするということです。FXで取引するのは2種類の通貨の組み合わせです。通貨と通貨の交換=売買を行いそこに生じる為替差益で利益を出すというような仕組みです。例えば日本円とアメリカドル、日本円とユーロ、またはアメリカドルとユーロ、といったような組み合わせですね。初心者ならばまずは日本円と親しみやすいアメリカドルの組み合わせから始めるのがお勧めです。オーストラリアハイローのような海外FX業者などでは、外貨と外貨の取引が可能なところもありますが、まず取引に慣れるまでは円と外貨の組み合わせのほうが良いでしょう。

取引が可能な通貨の種類は多くあります。世界でも中心的な存在であるアメリカドルやユーロを始め、イギリスポンド、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドルなどが用意されています。業者によって扱う通貨も異なり、新興国などのマイナー通貨を用意しているところもあります。

さて、日本円とアメリカドルの組み合わせでFX取引を始めると仮定してみます。単純に1ドル100円の時に1万通貨(1ロットと呼びます=100万円)を購入するとします。※この状態を買いポジションを持つと言います。レートが変わり1ドル=103円になったとしたらどうでしょうか。決済すると購入した1ロットの価値は100万円から103万円になっており、利益は3万円となります。1000通貨の買いポジションだったのであれば、3000円の利益となりますよね。取引初心者ならば最初は1000通貨位から取引をスタートするのが良いでしょう。

FXは誰でも始められる取引です。インターネット環境さえあれば良いので、パソコンからだけではなく、手持ちのスマートフォンやタブレットなどでももちろん取引可能です。

また、レバレッジという仕組みがあるので元手の資金が少額でも大きなお金を動かす取引が実現できます。そもそもレバレッジというのは「てこの作用」を意味しており、投資金に対して指定の倍数をかけることで大きくする仕組みです。レバレッジをうまく活用すれば少額投資でも大きな利益が出せる可能性が広がります。ただその分リスクも大きくなるということは忘れてはならない部分です。
個人投資家の方は最大25倍までのレバレッジをかけることができます。単純計算で1万円の投資金が25万円にもなる、というわけです。リスクコントロールについては「ロスカット」があるので安心です。ロスカットとは、元手の資金がマイナスになるのを防ぐため、指定したラインを超えたら取引中でも強制的に停止させるという仕組みです。


外貨預金との違い

FXは外貨の取引と説明してきましたが、それなら外貨預金と同じなのでは?と思う方もいるかもしれません。確かに似ている部分もありますが、外貨預金がFXと明らかに異なるのが売りの取引ができない、というところです。どういうことかと言うと外貨預金は基本的に日本円で米ドルを購入することができますが、それを売る取引はできません。なのでドルの価値が上がれば(円安状態)利益が得られますが、ドルの価値が下がれば(円高状態)元手は少なくなっていきそれに対して何もできません。次の円安を待つのみ・・・というわけです。
対してFXでは売りの取引が可能なので、円高でも利益を期待することができます。どちらかとういうと株の信用取引の方が似ているかもしれません。

更にFXにはスワップ金利があるため、高い金利の外貨取引であれば長期保有することにより日々金利を受け取りながら利益を増やすことも可能です。